Hatena::Groupweb

vantguarde

 | 

6.24

「HTML5」ってなによ

| 20:20

HTML5について書かれた記事をよく見かけるようになりました。ただ、どうも「HTML5」ということばが指し示すこと/ものがいろいろあって、わかりにくいんですよね。

とはいえ「オープンソース」の件みたく「おまえHTML5ゆーなー」とか無駄に盛り上がるのもアレなので、ちょっと思いつく限りどういうものが「HTML5」として表されているのかを書いてみようかなと。

仕様や仕様書、機能など

一番分かり易いでしょうか。

定義されている機能に関しては、「HTML5canvas」てな具合に表記される事が多いので、そこまで混乱する事はないでしょう。

語彙やHTML構文

sectionvideoなど、新しく追加された語彙を主に表します。構文というのは、<DOCTYPE html>といったHTML5特有のconstructを意図しています。

さて、HTML5はXML構文で書く事ができますが、これがあまり知られていない事が多いようです。「時代はXHTMLじゃなかったのか」とか、「HTMLに戻すにも……」といったコメントをよく見ますので。

HTML5の要素定義というのは、ある意味おまけです。名前が名前なのでこういう誤解は無理もありませんが、「要素だけじゃない」ってことが少しずつ理解されればよいなと思います。

関連仕様やそれっぽい仕様

Google I/OではWeb WorkersとかWeb Storageあたりを「HTML5」と呼んでましたが、これらはHTML5仕様で定義されていません。

これらはもともとHTML5仕様にあったので微妙なところですが、同じく「HTML5」と呼ばれていたGeolocationなんかは、最初から別の仕様として定義されています。こういう「HTML5っぽい機能」を定義した別の仕様(や機能)も、「HTML5」と呼ばれる事があります。

余談ですが、 XMLHttpRequestももともとはHTML5仕様で定義されていました。Microsoftの独自拡張なので、もともとといって良いかは分かりませんが。

銀の弾丸

"Flash Killer"とか言われていますが、こういう「何かを変えてくれそうなすごいもの」みたいなイメージの象徴として「HTML5」が使われる事があります。

ちゃんと仕様で定義されている機能について言及しているものもあるのですが、ハイプに毒されててしまったかわいそうなひとは、こんな感じで使ったりもします。

日本のWeb制作者は「HTML5」からのwake up callをちゃんと受けとっているのだろうか…

*

大笑いだ。時差ぼけのあなたにwake up callです(煽り)。

あとは、GoogleやAppleのように、マーケティング的な側面で「HTML5」が使われる事もあります。「Web 2.0」みたいなものでしょうか。

追記など

理解できないというコメントがあったので、いろいろ書き換えました。

 | 
Contact: @vant / lepetitcroissant@gmail.com.