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vantguarde

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1.24

hA11yとtitleとtimeとvalidity

| 23:47

Andy Clarkeがdate design patternについてなんか書いてて、また盛り上がってます。

abbrじゃなくてspanにすればいいじゃない」みたいな意見がでてますね。ぼくも昔は「どう考えても略語じゃないだろー」っていう感じで同じ事を思ってたんですが、これ違いますよね。問題なのは要素型ではなくて、title属性を使うことなんですよ。

HTML4ではtitle属性This attribute offers advisory information about the element for which it is set.と定義されてます。要素に補足情報を与えるっていう意味ですね。で、この「補足情報」がどうあるべきかですが、Values of the title attribute may be rendered by user agents in a variety of ways.という文から始まるパラグラフを見るに、属性値の情報は人間に対して向けられたものと考えることができます。

というわけで、機械に対してのみ都合が良いデータを、対人向けの手法に押し込めるのは違うでしょうと。

あと、microformatsは“invisible metadata”を批判してるわけですから、それはmicroformats的にもやっちゃあいけないことじゃないかと。今検討されているらしいvalue excerption patternなんて、空のspanつくって値つっこんでます。内容が空なのに「補足情報」であるtitleがあるなんて頭おかしいですし、立派なinvisible metadataです。

こういったproposalが出るあたり、あまりにも“humans first, machines second”に毒されてしまったんじゃないかと思ってしまいますね。

ついでに以前BBCがhCalendarを使うことをやめた件について書いたんですが、後日談がありまして、BBCの人の考察が出てました(だいぶ前ですが)。それによるとスクリーンリーダーよりも、ツールチップが出てくることを問題と思っているようです。なのでやっぱり、要素型の問題ではないんです。

さて、昨日のことですが、Bruce LawsonがHTML5time要素にからめた言及をしてました。

data-*属性にもふれてますが、まあここでは省いて。

このtime要素とdatetime属性なんか、少なくともdatetime design patternを解決するにはうってつけなんですよね。これ、使っちゃだめなんですかね。

Draftではあるし、書き換えも予想はされますが、その前にコンベンションとして確立してしまえばHTML5側も無視できないでしょうし。

「microformatsは新しいものを持ち込むものじゃない」とは言いますが、無理矢理な解釈や意味を取り違えた要素の利用をしてPOSHとか言うのはじゃあどうなのよと思うわけです。

別にtimeじゃなくても、新しいそれ用の要素を定義して提案するとか、XML的な拡張でもいいかもしれません。「初心者とか名前空間わかんねーだろ」みたいに言うけれど、そこまで考えるほど流行っちゃいないですよね。ついでに、そこらは開発者が頑張るところが大きいですし。

Validatorに引っかからなくても、このtitle属性の使い方はnon-conformingでしょうし、あまり変わらないんじゃと。無理くりな解釈までしても守りたいvalidityというかpurityって、何の意味があるんでしょうか。なんだろう、処女性みたいなもの?

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