基本的に「拡張性!」だとか「Use Casesは?」とかいつもの馴れ合いなんですが、なんというか、HTML5に追加するしないのを議論してることに少し驚いたり。
RDFなんていうある意味特殊なものをHTMLでサポートさせたかったら、それは拡張として提供すべきじゃないかなあと思うんですよね。HTML5はブラウザーのプロファイルでして、基礎*2なわけです。
なので、RDFa独自の処理要件を定義したプロファイルであれモジュールであれを作って、使いたい人だけ使えばいいんじゃないかなあと。CSSやDOMみたく、コアやベースの上に乗っけるかたちで拡張するアプローチですね。というか、RDFa in XHTMLはそうやってプロファイルを定義していますし、なんでRDFaをHTML5でネイティブサポートみたいな流れになってるのかなーと。
RDFaの処理要件といっても、基本は属性なのでDOMの構成が大きく変わるわけでもないですし、CURIEやそれに準じたURIrefの解決方法についても、HTML5のなにかとコンフリクトするって事があるとはあまり思えないです。テンプレートとかに組み込まれない限り大きな影響はないでしょう。
ブラウザーがRDFaを解釈して~ってなると話は別ですが、現実的とも思えないですし、現時点ではそういう拡張のアプローチがいいと思うんですけどね。
しかし、「大きすぎ」って言う人もいれば「これ入れて」っていう人もいるという。ふしぎ。
*1:whatwg@whatwg.orgの1月分アーカイブから「RDFa」で検索してみてください
*2:基礎というには大すぎとか言われたりしますが、まあ、まあ